これ知らないとハゲちゃいます！薄毛対策Ｑ＆Ａ

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頭皮にニキビができてしまった経験はありませんか？　
髪の毛の付け根にできた、ぷっくりとふくらんだ湿疹のことです。

 

 

何気なく頭を掻いたとき頭皮の小さな腫れに触れてしまい、
激痛が走ってしまった。それは頭皮ニキビの可能性が高いです。

 

 

なんとなく頭皮ニキビと呼んでいるこの湿疹、実際に引き起こしているのは
一般的なニキビを引き起こすアクネ菌ではなく、マラセチア菌であることが多いのです。

 

 

皮膚科では「頭皮湿疹」と呼ばれる頭皮ニキビですが、
どんな原因で発生するのか、そして、セルフケアの方法を紹介しましょう

 

 

頭皮ニキビが発生する原因のひとつは、毛穴の詰まりです。シャンプーの
成分が頭皮に残ったり、コンディショナーや整髪料などの油分が毛穴に入り込むと、

 

 

本来ならば毛穴から皮膚の表面に
出て行かなくてはならない皮脂が、毛穴付近で詰まってしまうからです。

 

 

外部の油分と詰まった皮脂が、
これらを好物とする細菌を増殖させ、炎症を引き起こします。

 

 

髪の生え際など顔に近い部分は、顔のニキビと同じアクネ菌によるもの、
頭皮の中心では皮膚湿疹全般を引き起こすマラセチア菌が原因であることが多いです。

 

 

マラセチア菌は常に皮膚に存在する常在菌で、
皮膚バリア機能が正常に機能しているときは炎症にいたることはありません。

 

 

しかしストレスからくるホルモンバランスの低下、睡眠不足などの

体調不良で皮膚のバリア機能が弱まると、菌が増殖し炎症が起こってしまいます。

 

 

このように外部からの刺激と、バリア機能が弱まるなど
内部要因が複合的に作用して、頭皮のニキビや湿疹が発生するのです。

 

 

つぎに対策ですが、頭皮ニキビや湿疹を予防するためのセルフケアは、
そのまま症状を緩和する方法にもなりますので、習慣として身につけておきましょうね。

 

 

まずはシャンプーですが、皮脂の油分を落としたいからと、
爪を立ててゴシゴシ洗うのは頭皮を傷つけてしまうので逆効果です。

 

 

オイリーな頭皮にはしっかりと皮脂を落とせるタイプ、乾燥気味の頭皮には
マイルドなタイプと自分の頭皮にあったシャンプーやコンディショナーを使いましょう。

 

 

またシャンプーやコンディショナーが
頭皮に残らないように、よくすすぎ落とすこともお忘れなく。

 

 

毎日使っている枕カバーが菌を増殖させている
可能性がありますので枕カバーはこまめに取り替えるようにしましょう。

 

 

また、食生活の見直しも必要です。
脂っこいものを食べ過ぎず、栄養バランスのいい食事を心がけるようにしましょう。

 

 

ビタミンＢ２やＢ６が不足すると皮膚症状が悪化するので、ビタミンＢ群を
含む肉類・魚類、野菜や果物、大豆製品などをまんべんなく摂るようにしましょうね。

 

 

このようなセルフケアをしても症状が治まらない場合は、
脂漏性皮膚炎の可能性があるので、早めに皮膚科の診断を受けるようにして下さい。