頭皮の「皮脂」が果たす隠れた役割とはいったい?
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頭皮や髪の毛がベタベタしてしまうのは
皮脂のせいだとよく言われますね。
おまけに抜け毛や薄毛、頭皮の臭いなどの
原因としてすっかり悪玉扱いされています。
でも、それは皮脂のマイナス面だけしか見ていない一方的な見方です。
実は、頭皮の皮脂は髪の健康を保つ上で
欠かすことのできない成分だったのです。
これから皮脂のプラス面のはたらきを紹介して、
悪玉扱いされている皮脂の誤解を解いていきたいと思います。
皮脂の主成分は、中性脂肪です。男性ホルモンの刺激によって発達するため、
分泌量は一般的に女性よりも男性の方が多く、1日に1〜2グラム分泌されます。
皮脂は皮脂腺でつくられます。皮脂腺は
顔、胸、背中、間接の裏側など全身に存在しますが、最も多いのが頭部なんですね。
皮脂腺でつくられた皮脂は、
まず細胞内部に蓄積され、許容量を超えると皮脂腺内腔に放出されます。
皮脂腺内腔に放出された皮脂は、
皮膚の表面で汗や脂と混じり合い、皮脂膜をつくります。
この皮脂膜が、頭皮と髪に含まれる
水分の蒸発を防ぎ、潤いを保つ役割を果たしているのです。
皮脂膜がないと頭皮と髪は保湿機能が低下して乾燥し、
フケの大量発生や、パサパサ髪の原因となります。
皮脂膜のもうひとつのはたらきが、細菌感染の防止です。
皮脂膜の表面には「常在菌」が生息しており、皮膚についた雑菌を退治してくれます。
常在菌は生命力が強く、入浴や水泳などでは死滅しませんが、
皮脂膜がなくなると活動が鈍り、感染のリスクが高まってしまうのです。
また皮脂の成分のひとつであるプロビタミンは、それ自体ではビタミンの
作用はないものの、紫外線を受けると毛母細胞を活性化するビタミンDをつくります。
このように皮脂は、頭皮と髪を守ってくれる
はたらきがあることから、「天然の乳液」とも言われているのです。
しかし、分泌量のバランスを崩していたり、頭皮を不潔な状態の
ままにしていたりすると、皮脂は髪にとってマイナスのはたらきをしてしまいます。
皮脂が分泌量のバランスを崩すのは栄養のバランスが
乱れているときです。そんなときはサプリなどでバランスを回復させてください。
また、頭皮を不潔な状態にしないように
髪と頭皮の清潔には注意するようにしてくださいね。
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